『証言・私の昭和史1』旺文社文庫2005年09月08日 01:32

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「モボ・モガから日の丸弁当まで―流行語昭和史(戦前)―」徳川夢声・吉沢典男 p376-391

文春文庫も同内容。amazon

紀田順一郎『読書人の周辺』実業之日本社2005年09月06日 22:52

紀田順一郎『読書人の周辺』実業之日本社 昭和54.11.1

英語の上達と日本語 p106-108
日本版OEDを p124-126
国語辞典の淵源『言海』の完成までを淡々と綴る史伝 高田宏『言海の海へ』 p234-237
辞書への愛着と先見 加島祥造『英語の辞書の話』 p258-260
『私の辞書論』福田和夫 p286
現代語の実体を考える手がかり 大石初太郎他編『ことばの昭和史』 p288-289
相次ぐ専門辞典の刊行 p300-301
誤字? 感字? "料裁健母" p316
縦書きと横書きの優劣 p322-323
三百号の「言語生活」 p330
暗号解読の手がかり p337-338
文体論に読みごたえ p339
国際語として未成熟 p343
歌謡曲の歌詞の変遷 p344-345
貴重な英語教育論 p346
祖国を離れた英語 p346-347
英語教育は心の問題 p352
一点一画 p389-390
ユニークな『私の辞書論』(福田和夫) p415
よい日本語の典拠は何か p425
新学期における辞典発注数 p433
文語と口語の混用の感覚 p476

津野海太郎『歩く書物――ブックマンが見た夢』リブロポート2005年06月11日 13:13

津野海太郎『歩く書物――ブックマンが見た夢』リブロポート 1986.5.25
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  • テープおこしの宇宙 p30-50
    「話しことばと書きことばのあいだの……」
  • ワープロ入門・弁明編 p91-111
    「カナ漢字まじり文」

山下清『日本ぶらりぶらり』ちくま文庫2005年06月07日 00:37

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解説 寿岳章子

 亡父寿岳文章は、式場隆三郎博士と古くからの友人であった。
ということで、山下清の日記のことを知り、
言語に関する研究に従事する私は、その日記に心惹かれた。
樺島忠夫氏とその文章の研究をし、「一冊のガリ版の報告書が出来上がった」。 「世に「山下清の文章」としていろいろ出ている本」は、「ナマの彼の文章」ではないといい、そのことは式場隆三郎も、本書あとがきに、
清のかいたものに私が手を入れたり、清の後述を私が筆録したものである。
とか、
私の筆録がうますぎて、清らしくないという評があるときく。
とある。
いつか「原文のまま」で発表して見るつもりでいる。
とも書いているが、これは実現したのだろうか。ノーベル書房の4冊本は、端本で持っているが、それには校訂方針などは書いてなかったと思う。

なお、ガリ版のものとは、
『山下清の文章』西京大学文芸学科国語国文研究室 [著] -- 西京大学文家政学部, [1958.9後記], 74p.(webcatplus

加藤周一『世界漫遊記』2005年06月04日 11:32

加藤周一『世界漫遊記』講談社学術文庫

「医者のドイツ語」p161-166

大岡信『肉眼の思想 現代芸術の意味』2005年06月04日 10:43

大岡信『肉眼の思想 現代芸術の意味』中公文庫
日本語の中に独創性を求めて
言語芸術には何が可能か
美術に国境はないか  〈ことば〉の普遍と特殊

林信吾『英国ありのまま』2005年06月04日 09:28

林信吾『英国ありのまま』中公文庫
「英語はやっぱり楽じゃない(1)」p59-85
  • 日本人の英語
  • 外国人の日本語
  • 英語と米語
「英語はやっぱり楽じゃない(2)」p87-113
  • マイ・フェア・レディの世界
  • 学んだ英語でなにを話すか
  • カタカナ言葉考

井上 章一 『関西人の正体』2005年06月04日 09:09

井上 章一『関西人の正体』小学館文庫
「関西弁の真実」p7-53
  • きたない!?関西弁
  • 関西弁は議論に向かないという知識人
  • オマーン港をなんと読む?
  • 京都・女言葉のインド人留学生
  • マスコミのつくる関西弁
  • 東京女は“好きや”がきらい

井上ひさし『悪党と幽霊』2005年06月03日 00:35

井上ひさし『悪党と幽霊』中公文庫
  • 人びとのことばを p50-54
  • 「ことばを預かる質屋」の意味 p200-202
  • 國語元年 p217-219